[品切れ状態、改善進む=解消には道半ば-首都圏コンビニ]
東日本大震災後、水や食品などに売り切れが相次いでいた首都圏のコンビニエンスストアに、商品が戻りつつある。弁当製造工場の稼働再開や政府による買いだめ抑制の呼び掛けなどで品切れ状態は改善に向かってきた。ただ、食料などの物資が東北地方などの被災地に優先的に送られていることなどから、「品薄状態が完全に解消するにはまだ時間がかかる」(大手コンビニ)見通しだ。
コンビニでは震災で品不足になることを予想した消費者の買い急ぎがあったことに加え、東京電力の計画停電も買いだめの動きに拍車を掛けた。
セブン-イレブン・ジャパンでは震災後、フランチャイズ店から通常の9倍もの商品発注が舞い込み、「いつもの2.2倍を納品したが、需要に追いつかなかった」(セブン&アイ・ホールディングス)。おにぎりや弁当の製造能力が回復してきたことで、3連休に入った19日以降は深刻な品不足から立ち直りつつある。
当方も昨日いくつかのコンビニやスーパーを回ったけど、原文にあるように一時期のエライ状態と比べると幾分マシになってきた感はある。ただし元々買い占められていた商品、例えば乳製品やパン、インスタント系は商品種類が限定されている雰囲気だね。当方が探していたヨーグルトの類は、1パック数人前用の大きなものばかり(涙)。
ただ同時に目に留まったのは、本来関係のない商品まで棚が開いているのを見かけたこと。流通の混乱によるところもあるし、買い占めもあるし、被災地に送るべくまとめ買いしたのもある。色々な理由によるところではないかな、と。
いずれにしても、慌てるくらいならはじめから備えておくべきだなあ、とは改めて実感。「備えあれば嬉しいな」ともいうし。
それ違う、「備えあれば憂いなし」や。
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