2011.03.23
「ただちに健康に影響を与えることはない」をどう考えるか
政府から現在の空気中、野菜や水などの放射能濃度に関して、ただちに健康に影響を与えることはないと連日のように発表されます。これは、学者、官僚、政治家が自己保身のために言っている定型句です。確率的には影響はゼロではないと、考えるよう科学者達が勧告しているため、影響がないというと非難をされるのです。しかし、試しに、危険性があると言っている科学者に、ではいつどのような影響がどのような確率で起こるのですか?その根拠は何ですか?と聞いてみてください。タバコの被害は、疫学で健康に与える影響が計算されていますが、微量の放射能による被害は、確固とした疫学データはありません。科学者を含めて、推測の世界で過敏になっているだけです。基準値を超えた放射能の付いた食品の出荷をとめるのであれば、タバコの出荷を止めた方が明らかに国民の健康に良い影響があります。
例の「脳トレ」で一躍ときの人となった川島先生。本来ブログ形式ではないはずの、同研究所のサイトが、地震以降状況報告などを兼ねて毎日のように更新されている。川島研究所では施設の一部に被害があったけど、人員は全員無事。それどころか18日以降は、メディアの扇動報道に怒りをあらわにしているようすがうかがえる。まぁ、25日付で「専門家が出てきてくれましたので、これ以上騒ぎが拡大しないようであれば、私からのプロパガンダは今日でお終いにしようと思います」とあるので、今後は通常運用になると思うけど。
特に3月24日の「メディアは危機感を煽り立てますが、今回の福島原発騒ぎに踊らされたり、自ら風評を広めるたりしないようにしましょう」のところは重要だよね。そう思う。
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