【「救援活動のお礼」米軍にワッペンを提供】 「トモダチ作戦という名前を聞いて涙が止まらなくなった。お礼の気持ちからワッペンを作ろうと、手がすぐに動いた」。そう語るのは、「友」ワッペンを考案した月刊誌「航空ファン」編集部員の雨宮隆太さん。妻の亜希美さん(33)が運営するインターネットの航空グッズショップを通じて、台湾の刺繍工場に発注し、14日から製作にとりかかった。 デザインは雨宮さんが担当。「トモダチ」をイメージし、日の丸の中央に「友」という漢字を置いた。「がんばろう日本」という文字を添えたのは、「被災された方も『アメリカ人が助けにきた』とすぐに分かり、被災者にも安心が伝わると思ったから」という。
東日本大震災の救援活動「オペレーション・トモダチ(トモダチ作戦)」に当たる在日米軍で、「友」と日本語で刺繍(ししゅう)されたワッペンをジャケットにつける隊員が増えている。ワッペンは、米海軍関係者と長年親交のあった日本人が救援活動に感銘を受けて製作し、「日米の懸け橋になれば」と無償で提供したものだった。
現在は各部隊からオーダーが殺到して原価割れレベルで9000枚の提供、さらには売上から原価を引いた分を義援金として寄付するとして一般販売も行うとのこと。こういうのって、双方がうれしくなるし、受け取った側は一生の宝ものになるんだろうね。きっと。
......ふと。日本の各自衛隊や消防庁、海保、その他「為すべきことを成している」人たち向けにも同じようなワッペンがあるといいなぁ、と思ったりもする。
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