広域に渡っていた液状化現象

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【内陸でも...千葉県に広がる液状化現象の被害】


東日本大震災で、千葉県の浦安市や幕張など埋め立て地を襲った液状化現象の影響が広がっている。液状化現象は海岸地域だけでなく、我孫子市や市川市など千葉県の内陸でも起きていた。被害は首都圏の米どころや観光地にも及び、人々の生活に影を落としそうだ。

東日本大震災発生直後、千葉市美浜区で起きた液状化現象で、アスファルトはまるで呼吸するかのように盛り上がり、建物と地面はいとも簡単に引きはがされた。そして、泥水が吹き出し、千葉県湾岸の新しい町並みを一変させた。

地震発生からまもなく3週間となるが、この影響は広がりつつある。船橋市のふなばし三番瀬海浜公園は、あちこちで地面が割れ、現在は閉鎖に追い込まれている。また、東京湾に面した浜辺は、都心から一番近い潮干狩りの場として人気で、去年は15万人が訪れた。しかし、今は浜辺にいくつもの段差ができ、安全が確保できないとして、中止せざるを得ないという。公園のプールも底が浮き上がり、水が漏れ出していた。この夏の開園は厳しい状況で、公園が再び市民に開放される日は全くメドが立っていない。


【千葉県、多地域で液状化現象】でお伝えした千葉県の液状化現象による被害。元記事の表現だと「地震のあとも延焼しているかのように状況が悪化している」ようにも読めるけど、液状化の仕組み的にはそういうことはほとんどありえず、直接的な揺れの被害が集計されるにつれ、その実態が次々に明らかになってきたというところ。

【2.4万ヘクタール・宮城県では11.0%・9割超の町も...農水省、地震による津波の農地推定面積発表】の該当エリアには現時点で液状化による被害はカウントされていないし、今地域の道路交通網もかなり怪しげなものになっているので、各種工業生産関連も厳しくなる。

まだ安全保障会議を開いていないのが嘘のようだ。

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このページは、不破雷蔵が2011年3月31日 12:08に書いた記事です。

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