吉野家ホールディングスは14日、東京電力福島第1原子力発電所事故の影響で深刻な電力不足が懸念されているのを受け、東日本地域で展開する牛丼チェーン「吉野家」で、電磁調理器の使用台数を減らすなどの節電対策により、20%程度の電力を削減する方針を明らかにした。
牛丼は主にガスで調理しているが、定食などのメニューに使用する電磁調理器の使用台数を減らす。さらに、店内の温度設定を変更し節電するほか、看板など店外の複数の照明についても、震災前は日没後に自動的に点灯していたシステムを手動に切り替え、必要最小限にとどめるようにした。
「明らかにした」っていう表現から分かるように、現時点では公式リリースは無し。まぁ、同日決算発表が行われているんで、それに合わせた説明会か何かで語られたんじゃないかな。追って公式リリースが出るはず。
それはさておき。照明や店内温度の調整はともかくとして、電磁調理器の数を減らすってのは少々まずいような......。ますます客の回転率が下がるんではないかな。むしろメニューの絞り込みをさらに推し進めた方が、とここまで書いて、他のライバル二社との差異はメニューの少なさが要因にあることを思い出した。どうしようかしら。
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