[待機時消費電力調査結果(財団法人 省エネルギーセンター)]
・待機時消費電力調査は国の委託事業。
以前【電気使用の「アクセス解析」こと「スマートセンサー」とは?】でも紹介した【財団法人 省エネルギーセンター】。ここで実は10年来毎年定期的に、
・2009年度・2010年度は委託が無かった(予算が出なかった)ので実施できなかった。
とのこと。まぁ、事業仕分けで同財団の省エネ大賞が廃止になったのは有名な話で。「待機時消費電力調査」が同様に事業仕分けによってなのか、それ以前の「前政権政党の事業は片っ端から否定しろ」的な動きの中で止められたのかまでは、今のところつかめていないけど(恐らく後者だろうね、タイミング的に)。
家電製品は日々進歩しているし、家庭内の消費電力も色々と変化が激しいから、出来るだけ新しい状況下でのデータ検証が欠かせないというのに......。現行政権政党が基本的に「保険」の考えを持たず、その「保険」の部分を自らの懐にしまいこんで、そこから自分らの成果として配り歩くっていう体質がまた一つ照明されたわけだ。
しかしこれ、どうすんの? どこの統計・予想・検証データ見ても、2008年度のデータでしかやってない(というか出来ない)んで、一様にぶれが生じちゃってるよ? しかも失われた2009年度・2010年度分の検証は、もう二度と出来ないんだよ? 今年の分だって、今から慌てて予算ぶち込んでごまかそうとしても、今夏には間に合わないよ?? 誰が責任取るの??
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