[テレ朝、CMなし震災特番放送で20億円弱減収]
テレビ朝日の早河洋社長(67)が29日、都内の同局で定例会見を行い、東日本大震災発生後、CMをなくして放送した報道特番は約74時間で、20億円弱の減収になる見通しを示した。「集計はできていませんが、(減収は)10億円台後半になりそうです。ただ、テレビ局は地震が発生した場合、災害の予防、被害を抑える報道をしないといけない」と同社長。公共広告(AC)から通常広告に切り替わるタイミングは「まだ時間がかかると思う」。
「減収」ってのは利益じゃなくて売上ってこと。逆に考えれば74時間の放送枠で20億円弱を売りあげられるという計算。恐らくは他の放送局も同じような減収にあるのだと思う。
しかも民放の少なからずは、地震後の報道姿勢の中で色々と「指摘されるような」ことをしでかしているので、年度変わりの際に「地震の影響で広告費を云々」という大義名分的な理由をつけられるだろうけど、CMがさらに減ることが予想される。
まぁ、紙やインキを使わないだけ、まだ救われているという感はあるけどね。
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