【更新】日本製紙、新聞用の用紙生産工場を稼働へ

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[日本製紙 宮城の工場で新聞用紙も生産再開へ]

↑ 同社の工場中、現時点で再開時期未定の石巻工場

日本製紙グループ本社は6日、日本製紙の岩沼工場(宮城県岩沼市)の一部設備で操業を再開すると発表した。停止していたボイラを今週中にも再稼働させ11日以降順次2台の新聞用紙生産設備の操業を再開する。残りの新聞用紙用ライン1台と、印刷用紙用ライン1台も5月中の操業再開を目指す。岩沼工場は新聞用紙の主力生産拠点であり、同工場が再稼働のめどがたったことで新聞用紙不足解消が期待される。


[日本製紙 勿来工場の操業再開について(4/4,PDF)]

1.勿来工場の復旧
勿来工場における人的被害はなく、従業員210 名全員の無事が確認されております。同工場の設備関係につきましては、工場構内に津波の影響はほとんどなく、また、主要設備である塗工機には地震による大きな被害はありませんでした。しかし、地震によりバイオマスボイラーが損傷し、稼働を停止しております。このたび、バイオマスボイラーの復旧に先駆けてディーゼル発電機で発電を行えるようにし、試運転を経て、4 月5 日より感熱紙専用塗工機1 台を再稼働いたします。同工場の残る3台の塗工機につきましても、4 月中旬を目処に順次操業を再開する予定です。

なお、資材調達困難等の要因により操業に支障を来す可能性もあります。何卒ご理解賜りますようお願いいたします。


【丸善石油化学、新聞用インキ原材料DIB(ジイソブチレン)の生産工場復旧に「最低でも1年間は必要」】にもある通り、インキについては「切れた綱の綱渡り」的状態に変わりは無い。新聞の危機的状況は継続中といえるのではないかな。

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このページは、不破雷蔵が2011年4月 7日 08:42に書いた記事です。

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