池田教授によると、研究中の酸化鉄化合物は太陽光のうち常に降り注いでいる赤外線にも反応し、「曇りや雨の日はもちろん、夜間でも発電できる」としている。また、現在の太陽電池はパネル状だが、化合物は元々粉末状のため薄く延ばすことができ、住宅の外壁や屋根、人工の街路樹などに塗れば発電能力を高められる可能性があるという。
【池田教授の太陽電池に関する研究成果が新聞等で報道されました】
岡山大学大学院自然科学研究科先端基礎科学専攻・池田直教授の研究グループで行っている三角格子電荷フラストレーション系の研究内容が山陽新聞に紹介されました。
池田研究室は,ある種の鉄酸化物のスピン,電荷,軌道フラストレーション現象を調べながら,新しい機能を探しています。
二つ目のリンクは該当大学内部のもので、掲載時の新聞ものっているので、全部はそちらで確認のこと。技術的な話は【池田 研究室】にある程度書いてある。
太陽光電池の問題点は「コストがかかる」「原材料」「エネルギー転換率」。赤外線も転換できるってのは興味深いけど、問題なのはコストと発電力。注目すべき内容ではあるんで、続報に期待したいところ(転換率が無茶苦茶高ければ、地熱発電にも応用できるってことだしね)。
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