【震災復興金貨って作ったらどうかなぁ】 よく考えてみたら復興資金に充てる「差額」を得るためには金の素材価格を大幅に超える額面の金貨にしなきゃならない。今の金の価格では10万円金貨でも貧相なものになりかねない。そして、「差額」を大きくすればするほど、偽造貨幣の可能性が出てくる。面白いけど、もう二工夫くらいは必要かな......。と。 まあどのみち、今の政治状況・体制じゃ、下手に金握らせてもロクなことには使われないのは目に見えているし。
「天皇陛下御在位六十年記念硬貨」の10万円金貨のいきさつを事例とし(1000万枚の大量発行、金の素材価格が額面の半分以下だったので、差額の5000億円以上が国庫に入ることに)、同じようなコンセプトで復興金貨を創り、差額を復興資金に充ててはどうかという話。いわゆる国債発行と日銀への買い取り要請による「プリンティングマネー」と比べれば受けはいいし、復興宝くじよりもまとまった額が入りそう、ということで(要は国債の代わりに金貨を刷る、ならぬ作るようなものだから)よさげに見えるんだけど。
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