最近はタクシーも禁煙車両が多くて......と嘆く喫煙者も多い。そんな人たちにバーで用意されたのは「喫煙OKなタクシーですよ、しかもなんと無料です」とのメッセージの書かれたタクシーカード。何だかちょっと妙な感じがするけど、ともあれ飛びつくようにカードを受け取り連絡。
そこに現れたのは、何と霊柩車の形をしたタクシー。しかも上には「喫煙中だよ~ん」と周囲から目立つように描かれたプレート。「なにこれ怖い。でもタクシーって書いてあるし......」と乗り込むも、まるでさらしものに合うかのような気分を味わうお客さん。目的地にたどり着いた時に運転手は「これが喫煙時代最後のドライブになるように」と禁煙セミナーのパンフレットを手渡す次第。つまり霊柩車は「喫煙している自分への決別」という意味があったわけだ。
ドイツ・ミュンヘンでの禁煙キャンペーンのお話でした。
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