熊本の経験が東北を救う・塩害対策技術を提供へ

| コメント(0)

【塩害克服の経験、被災地へ 県が技術提供提案(くまにちコム)】

↑ 流失・冠水等被害推定面積(ヘクタール)
↑ 流失・冠水等被害推定面積(ヘクタール)(3/29発表時点)


県は一連の取り組みを技術マニュアルとしてまとめており、今回農水省に提供。マニュアルには、「石灰を使って塩分を抜く技術」「6千カ所の土壌調査の結果」「塩害にあった土壌でのキャベツ、トマトなどの試験栽培データ」などが盛り込まれている。

農水省技術普及課は「千葉県や香川県などにも塩害からの復旧マニュアルはあるが、熊本県のマニュアルは実証データなどが格段に充実しており最も参考になる」と評価。被災した自治体に熊本県のマニュアルについて情報提供しており、青森県などが関心を寄せているという。

県農林水産部は「農業再開には除塩が不可欠で、被害が小さい所は今年の作付けに間に合う。職員派遣を含め、できる限りの支援をしたい」としている。


【2.4万ヘクタール・宮城県では11.0%・9割超の町も...農水省、地震による津波の農地推定面積発表】などでも触れているけど、東日本大地震とその津波で東北地方の少なからぬ地域が海水に覆われてしまった。塩害が大きな問題として浮上したわけだけど、それについての朗報が。もちろん地盤沈下や液状化現象への対策、排水用ラインなどのインフラの復旧も並行して行う必要がある。大規模かつ大胆な方策が求められるね。

まぁまずは、農水省より上のところが妙な茶々を入れないよう願いたいところなんだけどさ。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2011年4月21日 07:58に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「【更新】キットカットにずんだ風味登場・1つで10円、寄付ができるゾ」です。

次の記事は「東電・今夏5500万kW確保を目標に」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30