......と風力発電についてプッシュした記事になってるんで元資料を探して(下側のリンク)ざっと眺めて読んだのだけど、「理論上可能な最大導入量から、土地利用や技術上の制約を差し引き、さらに事業として採算性を確保できること」とあるにも関わらず、その辺の試算が風力発電についてはアマアマになってるのがまず気になった。
初期投資とランニングコストのみの試算で、どうも設備の寿命とかアクシデントリスクとか環境問題とかその他ネガティブ要素が考慮に入ってないんだな。完全に安全で永遠に動くものと想定されてる。低周波騒音や無風時の対応も曖昧。原発なら初期建設費用と運営コストだけで永遠に稼働するし事故も起きえないという想定なんだけど、風力発電はこの点に大きな問題があるんだよねえ。
「地域間連携設備能力」云々とあるけど、大規模に発電する場合には別途施設が必要になる。そのコストも含まれてないっぽい。参考にはなるけど、参考以上のものではないって感じ。というか環境省にしてはザル過ぎる。
個人的には大規模な風力発電装置はいきなり大規模本採用せずに、先行導入されている海外の事例をくまなく検証しつつ、技術に金をぶち込んで、尖閣諸島や竹島に「大規模風力発電所の実験設備」を整えて技術を磨くのがいいと思う。大義名分もできる。創られた電力は同じ島に何らかの工場を創って利用するなり、電力を用いる別の実験を行えばよい。ポジトロン、いや何でもない(笑)
......そうか。海藻使ったバイオエタノール生成工場を併設して、そこの電力として使えばいいんだ。
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