恐らくは大人自身でも十分に理解していない人の方が多いんじゃないかと思われる(テレビや自称ジャーナリストらによって曲解・錯誤が毎日のように行われているからねえ)放射能周りの話。放射能と放射線の区別がついていない状況すら日常茶飯事。そういう意味では、子供達に物事を教える保護者・教育現場の人が理解した上で、やさしく教えられるような、この類の教材はもっと早く出すべきだったんだろうなあ、と。
いやむしろ、「もっと早く」ってのは東日本大地震より前のことなんだろうと、ふと思った。下手にタブー視するから、万一のことが起きた際に対応ができなくなる。保険の概念を軽視したり、「想定外」で見なかったことにしたり。そういう、根本的なところで、今後はあらためなきゃいけない。そんな気がする。
...で。3年絶った2014年でもなお、このような話が必要な事例はまだまだ存在する、というより逆に数が増えてるんじゃないかな? とも思ったりすることも少なくない。恐怖をあおって商売に用いたり、自分の威厳の底上げに使う人が後を絶たないからねえ。中には週20万部を全国に展開する商業誌でそういうことをやらかすところも出てくるしまつだし。やれやれ。
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