140万kWと、東京電力から東北電力への電力融通と、相馬双葉幹線と

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↑ 国内連系線と運用容量(2006年度における2015年度需要時ピーク時)(2007年2月 電力系統利用協議会「連系線整備(建設・増強」に関する勉強会とりまとめ報告書より作成) ※クリックで拡大表示


本日夜にアップする予定だけど、東京電力が今夏の電力供給上限を引き上げる正式発表を行った(【発表リリース】)。内容はすでに報じられているから知っている人も多いはず。で、その中に「東北電力の方が電力需給がひっ迫しているので、最大で140万kWまで東京電力からの電力融通を検討するヨ」というのがある。

先日掲載した【各電力会社間の電力の融通具合を図にしてみる】の図が上なんだけど、これ、各電力会社の管轄区同士での電力融通のためのライン「国内連系線」の容量の図なんね。で、東京電力から東北電力のライン(相馬双葉幹線)は上限が120万kWなのよ。逆方向なら500万kWまでOKなんだけど。どうやって140万kW送るのかなあ......

......ということで、受け手の東北電力に問い合わせの電話。折り返し連絡くれるってことで待ってたところ、回答は「当方(東北電力)は受け手なので分からない云々」「送り手の東京電力に問い合わせてくれ」とのこと。相馬双葉幹線は東北・東京両電力会社の連系線なんだから、分からないってこともあるまいて(頭痛)。

で、東電の何処に問い合わせれば良いかと聞いたところ、「代表電話に」。

......絶対つながらないの知ってて答えてるでしょ?(*sigh*) やってみたけど、案の定つながらなかったけどね。「エコー・ライン」にはつながったけど、メッセージは「現在お答えする事ができません」でアウト。

北海道方面からという手をつかうにも、一度東北を通さなきゃならないから意味が無いし、なぁ。まぁ何か手があるんだろうけどね。きっと。おそらく。たぶん。

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このページは、不破雷蔵が2011年5月13日 18:17に書いた記事です。

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