マーベラスとAQインタラクティブ、ライブウェアが10月1日に合併

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株式会社マーベラスエンターテイメント(以下「マーベラス」といいます。)、株式会社AQインタラクティブ(以下「AQI」といいます。)及び株式会社ライブウェア(以下「ライブウェア」といいます。)は、各当事会社の定時株主総会における承認を前提とし、平成23年10月1日を効力発生日として合併すること(以下「本合併」といいます。)について合意に達し、本日開催の取締役会決議において承認の上、本合併に関する合併契約(以下「本合併契約」といいます。)を締結いたしましたので、お知らせいたします。
なお、本合併の実行は、株主総会の承認等、本合併に関する諸条件が充足されること、その他本合併に支障を来たす虞のある重要な事由が発生しないことを前提とします。

このように、マーベラス、AQI及びライブウェアの当事会社3社は、これまで各当事会社独自の事業戦略を遂行してまいりました。しかしながら、SNSの波が世界を席捲し、スマートフォンやタブレット型端末といった新たなデバイスが次々と出現するにつれ、世界規模でコミュニケーションの仕組み自体が大きく変わろうとしています。このようなコミュニケーションの変革期に突入した正に今のタイミングを未曾有の成長機会として捉え、企業価値を爆発的に拡大させるためには、『世界を驚愕させるコンテンツプロバイダーを目指す』という共通の目的の下で、本合併による経営統合を実現することが最良の選択肢であるとの結論に至りました。

本合併により、「マルチコンテンツ・マルチデバイス」を事業ドメインとして、エンターテイメントコンテンツの上流から下流までをカバーする強力なバリューチェーンが構築されます。その結果、コンテンツの権利獲得能力強化、ゲーム・音楽・映像・ライブエンターテイメント等のコンテンツの多様化、コンテンツの内製化、膨大な顧客基盤の有効活用、多様なデバイス・多様なプラットフォームへの対応が可能となります。さらに、重複していた事業領域-例えば、ブラウザゲーム領域、コンシューマ・ゲーム領域-を統合し、経営資源を集中させることによって、企業価値を一気に高めてまいります。


要はスマートフォンやタブレット端末をベースにしたソーシャルメディア向けのゲームがボンガボンガ売上を上げるだけでなく、色々とエンタメの形も変化を見せ始めているので、足りない部分を補完してさらに世界に向けた展開をするのには合併するのが一番だよねという話。元々、元セガ社長の中山隼雄氏(が率いるアミューズキャピタル)が大株主なんで、話も付きやすかったんでしょうな。

ちなみに存続会社はマーベラス。会社名はマーベラスAQLになるんだそうな。、『世界を驚愕させるコンテンツプロバイダーを目指す』という話だけど、どんなソフトを創ってくれるのかが楽しみですな。

......今後、こういう方向転換をするところ、増えてくるんだろうねえ。

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このページは、不破雷蔵が2011年5月10日 17:25に書いた記事です。

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