これは本当にすばらしい。LeafSnapというiPhoneアプリは、木の葉の写真を撮れば、データベースを調べて樹木の名前を教えてくれる。現在はアメリカ北東部原産の樹木に限られるが、拡張される予定。何より嬉しいのは、無料であること。私もようやくこれで、近所にある木の名前を覚えられるかもしれない.私が知っているのは、松ぼっくりが付いていれば「松」、いなければ「松じゃない」それだけだ。
携帯電話やスマートフォンに付属しているデジカメ機能と、画像の認証機能を使ってQRコードを読み込ませたり、色々なものを判別する仕組みはいくつかあるけど、これはその取り組み・認識機能と図鑑をリンケージさせたもの。精度がどこまで高められるかが問題になるけど、学術的に使用したり食品ではないから(例えばキノコを対象として毒キノコかいなかをチェックするとかね)、精度は神経質になる必要はさほどない。
なにより発想そのものが素晴らしい。そして対象が葉っぱであることから、平面に近いものが前提となるので、認識・判断がしやすいのもポイント。この「画像を取り込んで色々な情報とリンクさせ、手元のスマートフォンを『図鑑を持った物知り博士』化する」ってのは、今後色々なパターンが出てきそうだね。
まぁ例えば「平面」から想像して、切手とか古銭の図鑑とかいいかもしれないなあ。
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