[トヨタ、プリウスを家庭充電型に 14年から全面切り替え 非常電源用途も想定]
トヨタ自動車は2014年に出す次期モデルから主力車「プリウス」を家庭用電源で充電できるプラグインハイブリッド車(PHV)に全面的に切り替える。価格を現行モデル並みとし幅広く需要を開拓する。PHVは12年に市販するが、ハイブリッド車(HV)の代表車種であるプリウスへの全面採用で次世代エコカーの本命とし、国内外市場で基盤を固める。
「東日本大震災では一部のHV車で電池を携帯電話の充電や家電の電源に使える機能が評価された。PHVでは同機能が標準搭載されるため、効率的なエネルギー利用だけでなく、発電・給電装置としての自動車の役割も広がるとみている」という話もある。今般の東日本大地震で正直、電気自動車の日本での普及は数年遅れるかなと思っていたけど、まさに逆転の発想。要は電気自動車を緊急用の家庭電源車両として使うわけだ。大型移動電池という表現の方が分かりやすいかな。
シャープからは今年の2月に【電気自動車の駆動用バッテリーを住宅用蓄電池として利用できる 「インテリジェントパワーコンディショナ」を開発】などという話もある。またこれとは別に(記事本体は掲載期間切れで確認できないのだけど)、小型電気自動車を開発している【タケオカ自動車工芸】も同様の装置を開発したとの一部報道もあるし、百家堂では同社の電気自動車の電源を家庭用電源化できるキットの発売も開始している(
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