ツイートする相手と同じ言語圏の任意ツイートを抽出してリンク部分だけを差し替えるという、姑息なスクリプトを使ってスパムするタイプのツイッター上でのスパムは以前【ツイッターの悪質な「呼びかけ」にご注意を】で説明した通り。この類のは、一度スクリプトを創った本人が色々とアカウント増殖させたり、あるいは配布・販売することで不特定多数の人が同じ仕組みをしでかしたりで、短期間にワッと広がる可能性がある。
で。この数日、上の写真にあるようなタイプのスパムツイートが広がってる。名前がランダムな文字列ではなく普通の人物っぽい名前であること、肖像画もそれらしいものを使っていること、さらには短縮URLを多種多様なもので使い分けて(写真嬢はtiny.lyとtinyurl.comだったけど、確認した限りではもっと多数を使い分けてる)、自動判定(一部のクライアントでは短縮URL上にカーソルを置くと、解凍時のURLを示してくれる)をさせない姑息な手段をとっているあたり、それなりに「考えて」はいるようだ。
今はまだ効率性を重視しているせいか、アカウント名を少しでも列挙させるためにアカウント以外は該当URLしか載せてないけど、先に流行ったやつのように「本物ツイートっぽい偽装」をかける可能性は十分にある。くれぐれもご用心を。
ちなみに短縮URLのリンク先、PHPのスクリプトを使ってどこかにリダイレクトさせているらしい。下の部分だけチェックしたまでで、URL全体まではメモしておかなかったから分からないけどね(笑)。
なお、上のアカウント、今はもう、
となってる。まぁ、確かなURL以外は無視するのが一番安全だヨ。
今はまだ効率性を重視しているせいか、アカウント名を少しでも列挙させるためにアカウント以外は該当URLしか載せてないけど、先に流行ったやつのように「本物ツイートっぽい偽装」をかける可能性は十分にある。くれぐれもご用心を。
十分その可能性はありますね。ただ最近は管理側のモニタリングもしっかりしているようで、スパムツイートの連射開始からアカウント削除までのタイムスパンがかなり短くなっているようです。となると、削除までにいかに効果的なスパムを送るかと考えれば……前のような「本物ツイートっぽい偽装」は手掛けないかなあ、と。140文字上限ゆえのメリットですね。