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ブラジルのジューススタンド......というよりはジュースやサラダをはじめとした各種野菜などの食品を販売するサラダバー的なお店、Oficina do Ac,ai'のプロモーション。お店のそばの果物屋さんに協力してもらい、各種果物の棚にストローをばら撒いていく。そのストローにはOficina do Ac,ai'の名前と共に、「これがこの街で一番、新鮮で美味しいジュースですよ」と書いておく。
待ちゆく人はこの果物の棚に無数に刺さっている(果物そのものは刺さっていない。刺したら売り物にならないからね)ストローを見て「吸うのかな?」と不思議がり、近寄ってストローを見ると「なるほど」と思う次第。つまり「一番フレッシュなのは果物から直接果実を吸うこと。そしてその次にOficina do Ac,ai'なんだゾ」という隠れたメッセージを理解するわけだ。
不自然、非日常の情景を創り出して注目させ、ひねりの効いたアピールに、多くの人がニヤリとしたに違いない。しかも広告スペースはストローだけで済むし、果物屋さんも注目を集める事が出来て集客効果も得られる。色々と「なるほど」と思わせる手法なんだなぁ、と感心することしきり。
ちなみにOficina do Ac,ai'ってのはこんなお店ね。
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