[シー・シェパード再び活動 漁船など撮影 岩手・大槌]
反捕鯨団体「シー・シェパード」のメンバーがイルカ漁の監視活動のため入った岩手県大槌町で東日本大震災に遭い、住民の善意に助けられた後、今月再び町を訪れて漁業施設などを撮影していたことが分かった。漁業関係者は「生活の見通しも立たない時に、いざこざを起こしてほしくない」と心配している。
漁業関係者によると、2月下旬以降、複数のシー・シェパードのメンバーが大槌町に滞在。大槌漁港でイルカ漁にかかわる漁業者や漁船、魚市場などをビデオやカメラで撮影した。その様子の一部は同団体の公式ホームページ(HP)に掲載した。「イルカの虐殺を暴き、やめさせる」ためだとしている。
HPなどによると、メンバー6人は3月11日、警察車両に監視されながら大槌漁港を乗用車2台で走行中、地震に見舞われた。津波は大槌湾南方の裏山に登ってやり過ごした。翌12日、遠野市を目指して徒歩で移動する途中、近くの住民の車に乗せてもらった。メンバーの1人は5月上旬に大槌町を再訪し、被災を免れた漁船などを撮影していったという。
先日同じような内容を報告していたブログのURLを教えてもらってチェックをしようとしたところ、そのページどころかブログ自身が削除されていて、「なんかデマでも流れたのかな」と思ったのと同時に、これまでの行動を振り返れば「そういうことをしてもおかしくはないな」とも感じていたのだけど。やっぱり「嫌がらせ」を再開していた、と。
これさ、本文にもあるけど、何かトラブルが起きる前に公的機関が身柄を確保した方がいいんじゃないかなあ。ただでさえ被災地の人たち、極限に近い精神状態にあるんだし、そんなことをしようものならどういうことになるか、どのような事態が発生するリスクが出てくるか、理解できなくもないと思うのだけどねえ。
逆に『「シー・シェパード」シェパード』を編成するのもありかもしれない。打ちひしがれた被災者を逆なでする行動を続ける「シー・シェパード」の様子を逐一撮影し、「このような行為をしている」と世界に報じる。溺れる犬に石をぶつけるような行為を、世界の人はどのように判断するだろうか。「イルカガー」という、どこぞの国の政権政党のような言い訳は通用するかしらね。
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