先ほど挙げた【テレビやパソコンなどの普及率をグラフ化してみる(上)......テレビ・パソコン・ファックスなど(2011年分データ反映版)】をはじめとする記事で参照した、内閣府の消費動向調査。「パソコン」「携帯電話」という区切りはあるんだけど、スマートフォンとかタブレット機はどうなのかな、とちょいとばかり考えさせられた。調査票を見てもその辺の解説は一切ないので、恐らくは一般の人に「パソコンと言われてイメージできるもの」「携帯電話といわ(以下略」ということなんだろう、と。
まぁ、スマートフォンは携帯電話の範ちゅうでまず間違いない。問題なのはiPadなどのタブレット機。OSは現在のところスマートフォンのものを流用しているのが多いけど、出来ることはどちらかといえばパソコンに近い。機動力はノートパソコンと携帯電話の中間くらい。他の調査などではタブレット機をモバイル端末と見なしているところも少なくない。
でもよく考えなおしてみれば、タブレット機って、タブレットパソコン(PC)とも表記しているんだよね。そういう意味では「世間一般に言われるところでは、タブレット機も(携帯電話の範ちゅうでは無く)パソコンだね」ということで良いのだろうな、と。
「ネットブック」という区切りは何だかあっという間にすたれたような感じがあるけど、タブレット機やスマートフォンは長続きすると想うので、消費動向調査でもそのあたりを明確に定義してほしいな、と思ったりする。
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