[クールビズ:「ノー」 涼より礼節、県議会合意 「神聖な場所で我慢必要」 /静岡]
中部電力浜岡原発(御前崎市)の全面停止などで例年にも増して節電対策が求められるなか県議会は26日、各会派の代表者会議を開き、今夏もこれまで通り本会議場で夏の軽装「クールビズ」を認めないことで合意した。昨年までネクタイを締めるジャケット姿の県議らのため2~3度下げていたエアコンの設定温度は、県庁舎と同様の28度に上げ節電には協力。代表者らは「どこまで暑さに耐えられるか、やってみよう」との意見でまとまり、県議会6月定例会は「礼節」と暑さの我慢比べになりそうだ。
会議は県議会5会派と議会運営委員会の代表と正副議長の8人で開いた。知事与党の「民主党・ふじのくに県議団」(所属議員20人)の野沢義雄氏と「志士の会」(同3人)の中沢通訓氏が「議場は神聖な場所。けじめをつける場で多少の我慢は必要」などと主張。クールビズに柔軟な姿勢を示していた最大会派の自民改革会議(同38人)は「最終的には議場の神聖さという主張に説得力があった」(大石哲司代表)と同調した。
植田徹県議会議長が記者団に会議の内容を説明。女性県議には「男性に準ずる対応」を求め、川勝平太知事を始め県職員もジャケットとネクタイを着用することになる。
県のサイトで確認したけど、正式な通達や文章の類は無し。やはり浜岡原発周りで意地になっている部分があるんではないかなぁ、という感は無きにしも非ず。時系列的にはこれが先で、【「命令」と「要請」と「言った・言わない」と】が後になるから、ますます「やる気」は出てきてるはず。
ただ、お歳をめしている方も多いだろうから、その人たちの健康がちょいと心配。それと、「どこまで暑さに耐えられるか、やってみよう」と我慢比べの様相を呈するのは別にかまわないのだけど、その分議会の議事進行への注力がおざなりになったんじゃ本末転倒な気がするのは当方だけかな?
礼節は大切だけど、仕事に集中して業務をちゃんとしてくれる方がずっといいんだけどね。
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