先日の【過度の対応は逆効果。掛け声だけを叫ぶ人には要注意】に対して寄せられた意見の一つで、ちょいとばかり気になったので覚え書き。当方は該当するNHKニュースを確認していないんだけど、これは容易に想定しうる話。上の写真は当方が通院の際に利用した地下鉄駅の通路を、携帯電話のデジカメ機能で撮影したもの。携帯デジカメそのものの補正がかかっているので明るいように見えるけど、実際には相当暗く「視えないわけじゃないけれど」程度のものでしかなかった。
先の記事ではビジネス・需給方面、というかマーケティング面からの懸念がメインだったけど、指摘されてみれば確かに弱視の人とかが大変そう。都内には駅ビル方式の鉄道プラットフォームが多く、そういうところでもかなり照明を落としているところもあるので、危険度は相当なものだと思う。
消していれば確かに節電効果はあるし、何より「節電してます」というアピールが出来る。......というよりむしろ、「何で節電しないんだ、ゴルァ」という、正義感を気取った人達のクレームを回避できる。でもそういう人たちの無意味な罵声は、実は間接的に社会的弱者を虐げることになっている。そんな事例。
やはり先の記事でも触れたように、「まずい節電」ではなく「賢い、将来にもつながる節電」をすべきなんじゃないかな。地味だけど。そろそろ感情論や扇動報道に振り回されてる場合じゃないと思うんだな。
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