【放射性セシウム減らす調理法は?】 放射性セシウムの構造はカリウム(ミネラルの一つ)と似ており、筋肉を中心に均一に体内に行き渡る。一般に半減期(物理学的半減期)は30年と長いが、体内での半減期(排泄(はいせつ)などで体内から失われる生物学的半減期)はそれより短く、若い人ほど短くなる。国は東日本大震災後、飲料水・牛乳・乳製品は1キログラム当たり200ベクレル、肉・穀類・野菜・魚・卵などは500ベクレルを基準値と設定。基準値を超えた食品は出荷自粛や出荷停止など口に入らない措置を取っている。 食品のセシウムを減らすにはどうしたらいいのか。 放射能に詳しい滝澤行雄・秋田大学名誉教授(78)=医学博士=によると、セシウムは水溶性のため表面をよく洗い、煮物や煮付け、酢漬けや塩漬けなど食品から水分が出る調理法で、ある程度除染できる。逆に焼いたり、揚げたり、蒸したりして水分を食品中に閉じ込めてしまう調理法は避けた方がいいという。
肉魚は塩水で内部の水出し 野菜類は水洗いとあく抜き
◆煮物、煮付け、酢漬け
ひまわりがセシウムを吸収云々という話は以前【「今、話題!!」な皇帝ひまわり】でもしたけど、元々セシウムとカリウムが似た物質で、植物の生成時にカリウムが少ない場合、代わりにセシウムを......というのが由来。もちろんカリウムの方が吸収率は高いんだけど、ひまわりの場合は大きくなるので吸収量も多くなる、と(もっとも根の深さとか色々問題はある)。
で、そのセシウム周りの話について、ちょいと話題に登ってる記事があったので覚え書き。まぁこの辺読んでおけば自己防衛には役立つかな、と。実際的にも、精神的な面でも、ね。
それと、本文中にある「チェルノブイリ・放射能と栄養」って本だけど、やはり話題に登っている&古い本なので、『チェルノブイリ・放射能と栄養(アマゾン)』にも『チェルノブイリ・放射能と栄養(楽天ブックス)』にも在庫なし。再販機運とか無料配布すべきだなんて話も広まってるので、しばらくは待ち、かな。
もっとも、二つ目のリンク(PDFのやつ)は元記事でも表組みに使われたもので、原子力環境整備・資金管理センターのものでもあるし、これで十分な気はするけどね。
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