原文によると「イタリアのハッキング率はほぼ50%に達している」とあるけど、これが「コピーソフトの不正利用」を指すのか、ハッキングの被害を受けた人の割合を指すのかはちょいと不明。まぁ、キャンペーン的には前者なんだろうけど。
で、だ。これはコピーソフト、海賊版ソフトのリスクの高さを啓蒙するためのキャンペーン。イタリアの情報通信・電子博覧会「SMAU」で、海賊版のOffice2010を無料で人々に配布(海賊版だよ、法的に問題があるもんなんだよ、と伝えた上で)、その様子を録画。さらにそのCDにはOffice2010ではなく「違法ソフトを知ってて使うのは違法ですよ」と表示し、違法ソフト撲滅キャンペーンの啓蒙サイトにジャンプするアプリケーションが入っていた次第。
まぁこういう「釣り」的な話は賛否両論あるんだろうけど、受け取った人はまだ幸運だったんじゃないかな。場合によってはバックドアしかけられたり、ハードディスクをフォーマットさせられる可能性もあったんだからさ。
コメントする