宮城県石巻市田代島の復興を猫と共に...田代島にゃんこザプロジェクト

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田代島にゃんこザプロジェクトとは、この度の東日本大震災の津波の影響により、漁業、観光資源に大打撃を受けた、猫島で知られる宮城県石巻市田代島の復興を目的とした、地元漁師達が立ち上げた一口支援基金の事です。

漁業と観光による収入源が完全に絶たれた現在、島は資金不足の為に、漁船、漁具や養殖カキ棚など漁業に必要となるものを購入できる状況には至っておらず、今後も窮地には変わりません。漁業と観光施設復興の為に島民一同尽力しておりますが、島民の8割が高齢者、過疎地、限界集落、離島という条件も重なり、調査の結果、最低でも設備、漁業、かき養殖の復興までには3~5年要す事がわかりました。島民らでは解決できない、この島の窮地をなんとか皆様に助けていただけないものかと悩んだ末、島のシンボルである猫にあやかり、この一口支援基金にゃんこ・ザ・プロジェクトを立ち上げるに至った次第です。

支援基金にお申し込み頂いた方々には、田代島特産島かきや猫ストラップ、田代島オリジナル猫ポーチといった、猫グッズなどを謝礼としてご郵送させていただきます。また島かきにつきましては、養殖棚が修復しかきが育成してからの発送となりますのでおそよ4~5年後となりますことをご了承ください。一日でも早い復興を目指して、田代島は頑張ります!


昔養殖がおこなわれていた関係で猫が大量に住まい、しかも島民から神のように扱われ、猫神社も多数存在している田代島。【東日本大地震の被害、農林水産関係だけ・現時点で約2兆円】でもちらりと触れているけど、今般東日本大地震で同島の漁業や牡蠣漁、さらには観光までもが壊滅的な被害を受けている。復興のためにはとにかく元手が必要との事で(この辺、社会主義を敬愛する今の国のトップには心髄のところで理解していないのが今回の震災の最大の悲劇)、今回このようなプロジェクトがスタートした次第。

いかに津波が大きかったのか、多くの産業を飲み込んでしまったのかが改めて理解できると共に、一刻も早い復旧を願わずにはいられない。

......というか概算で2億円あれば(当方の超概算)、ほぼ完全なカキ養殖の復興ができることになるのか。何とかならないものかなあ。

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このページは、不破雷蔵が2011年6月23日 08:01に書いた記事です。

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