【カップ麺必須の乾燥かまぼこ復活 シェア100%の福島企業が再開】
【ピカチュウかまぼこ復活のお知らせ】
↑ 本震直後の変更
↑ 直近での変更
カップ麺に欠かせない「乾燥かまぼこ」の国内生産のほぼすべてを担う福島県の中小企業が、東日本大震災で被災した同県いわき市の本社工場を再開した。生産量は震災前の半分程度だが、一時は姿を消しかけた乾燥かまぼこだが、放射能検査を徹底し、風評被害も乗り越え、"復興"への道程を歩き始めた。
生産を再開したのは、即席麺用乾燥具材を手がける営洋(えいよう)。「乾燥かまぼこ」「乾燥なると」の国内シェアはほぼ100%で、国内外の即席麺メーカーと取引するなど、「知る人ぞ知る優良企業」だ。中国や韓国、タイなど海外にも生産工場を持ち、年商は約22億円。
しかし、震災で本社工場が被災して操業が停止。原発事故後は福島県東部への搬送を断る運輸業者が出たため、原料として輸入している海外産の魚のすり身が工場に届かなくなった。この結果、即席麺メーカーの需要に応えられなくなり、「かまぼこ抜き」で即席麺を発売したメーカーもあったほどだ。
一番象徴的だったのは、写真にもあるような「ポケモンヌードル」のかまぼこが他の具材になっていて、ポケモンも何もあったもんでは無くなってしまったこと。身近なところで、何となく大きなショックを受けた子供が多いのではないかなあ。。。
今のところ復活したのはピカチュウだけだということからも分かるように、工場の生産力はまだ完ぺきじゃない。元記事にもあるけど、風評被害に材料の調達に、修理費の工面など大変なことばかり。でも同時に、改めて多くの中小企業の地道な努力で、日常生活が支えられていることを再認識させる話でもあるよね。
ちなみに「営洋」のサイトは震災周りで現在準備中状態に。早く残りのポケモンのかまぼこも入るように、復旧を果たして欲しいね。
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