先日の【ECRR(放射線リスク欧州委員会)の覚え書き】絡みでもう一つ。そういやこんな話も当時ネットやマスコミ上で騒がれたよな~ということを思い出した。で、結局それが、論理的に破綻している、あるいれは例の【「こんにゃくゼリーの窒息、重症率85%」は本当か、適切な表現なのか】のような、やり方そのもの(と周囲への迷惑度で)はケタ違いの論理展開による結論であったことを、懇切丁寧に、数理的に紹介している。
専門機関に精査するなり、確認してもらえば、ここまでしっかりしたものでなくとも、「おかしいよね」というのは分かるはずなんだけど、どうしてマスコミ諸氏はあのような形で報じたのだろうか。悪意をもって人心を惑わせるために......とは思いたくないので、「合ってるかどうかわかんないけど、権威ありそうな名前だし、今の正論派と反発しててカッコイイし、インパクト強いから注目してもらえる(=視聴率が上がる、販売部数が増える)から『いいネ!』」ってところなんだろうなぁ。あとから突っ込まれても「その時はそう思ってた」「そういう考えもあるということでの説明だ」「あとでお詫びする」程度なんだろう。
まぁ、3.11.時点とそれからしばらくの報道姿勢、さかのぼれば尖閣ビデオ周りあたりで「化けの皮」がずるっとはがれたような感はあるけどね。
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