【新エネ発電の大量導入が連系線へ与える影響に関する勉強会 とりまとめ報告書(2010年1月、PDF)】
新エネ発電の大量導入に向けては、電力品質や安定供給等の面で、電力系統全体にインパクトがあることを、社会に十分ご理解いただけていない状況にあると考えられる。新エネ発電の政策的な導入拡大にあっても、安定供給や系統利用の公平性は重要な観点であり、それを十分に踏まえた議論がなされるべきである。
電力系統に係る高い専門性を持ったESCJの特質を活かし、電力系統の現状や課題等を、公平・中立的な立場から、今までの会員関係者にとどまらず、一般社会に向けても分かりやすく情報発信していく。
社会の低炭素化に向けた大きな流れは、ESCJとして重視すべき環境変化である。新エネ発電の連系拡大は、電力系統全体に大きなインパクトがあり、電力の品質維持や安定供給が課題となる等、すべての系統利用者に影響が及びうるものと考えられる。ESCJの使命として、これらの動向に対し、新たに担うべき役割や業務はないか、また、それにいかに備えていくのかは重要な課題である。本勉強会を、その対応の第一歩と位置付け、今後の活動に活用していく所存である。
先日【各電力会社間の電力の融通具合を図にしてみる】で図を作成した際に参照した、電力系統利用協議会の資料を一通り眺めた際に見た記憶もあるんだけど、その際には電田だの買い取りだのという話もなかったので、スルーして記憶の奥底にしまわれていた資料。先ほどツイッター上で【「ドイツやスペインは電力を定額で買い取って太陽光発電に大成功」という話の真実】と同じで、都合の良い部分しか見ていない、そして憶測部分だけで結論づけちゃってるわけだね。
まぁこのあたりは【民主・鳩山氏の米紙寄稿を確認し、いわゆる「アジア通貨統合」の日銀検証レポートをまとめてみる】で解説した、「あなたが妄想を語るのは良いが、その妄想で国家事業を動かすのは止めて欲しい。もう何年も前に専門家が駄目出ししている。せめて調べる技術を身につけて下さい」というところですかね。
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