この問題にかぎらず、常識とは正反対の過激な意見を披瀝することで十分ビジネスが成り立つ事実があることを覚えておいたほうがよいと思う。似非科学本でがっぽり儲けているナンチャッテ科学者もいれば、研究そっちのけで危険を煽る本や講演で生計を立てている学者もどき、また、宗教的、政治的信念に基づきその思想を後押しする結果を示す学者もいるのだ。
「過度に恐れる」あるいは「ヒステリックに恐れる」場面で結構よく使われる文面に、アーネスト・スターングラス博士という人の【岡っ引きな人達】で触れたのと似たような結論が出ていたので、「結局、どこも変わらないのよネ」とため息をつきながら覚え書き。
あと【研究の信憑性:「米国の放射線学者、スターングラス博士」について】でも指摘されているけど、「原子力反対派らはしばしば彼らの主張する説を採用した評価を行うことでも知られている」ってことで、昔からの常套手段に過ぎなかったというわけだね。
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