7月に入って、節電に積極的に取り組んでいる受講生も多いと思うが、夏の電力消費の約半分はエアコンによるものだ。「使わない電気機器のコンセントをこまめに抜く」「なるべく家族全員が居間に集まるようにする」といった細かな節電を心がけるのもいいが、てっとり早く節電効果を得るなら、まずはエアコンの省エネ作戦から始めると、効果は絶大なものになる。
そこで今回の「実践! 家電ラボ」のテーマは、「簡単にできるエアコンの節電」だ。「設定温度を28℃にする」という、よく言われているようなアプローチから、「冷房じゃなくてドライ(除湿)運転にした方が電気代が安くなりそう」とか、「カーテンを閉めたり窓にUVカットフィルムを貼ったら電気代が安くなりそう」といった"かも知れない節電"を試して、本当はどれだけの節電効果があるのかどうかを、検証していくことにする。
当方も定期巡回している「家電Watch」をはじめとした「Watch」シリーズが侮れないのは(いや、元々侮ってないけど)、こういった実証実験・体験に基づいた、テレビ番組として起こせば1時間半くらいの特集番組が出来そうな、濃くて役立つ内容を、何気なくぽーんっと出してくること。節電、熱中症絡みで今年の夏は特に注目を集めているエアコンの、賢い使い方について、実際にワットメーターを使って調べた結果をレポートしている。
もちろんエアコンのタイプによって違いは出てくるだろうけど、実測値を次々と挙げて「この方法は正しい」「こんなことを言われているけど、本当は......」と説明されると、思わずうなづいてしまう。とりわけ最後のまとめ5項目は重要なポイント。エアコンを使っている人は必見だね。
次回は冷蔵庫の節電方法についてと、とのこと。これも注目したいね☆
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