【福島県知事は握手拒否...環境相に「がれき処理要望」突きつける】
江田五月環境相は16日、就任後初めて福島県を訪れ、佐藤雄平知事と県庁で会談した。旧知の間柄の江田氏は冒頭で握手を求めたが、佐藤氏は拒否し、厳しい表情のまま、福島第1原発事故の放射性物質で汚染された震災がれきの早期処理に関する4項目の緊急要望を江田氏に突きつけた。
会談後、江田氏は記者団に「のんびりやっているわけではないが、現地から見るといらいらするのだろうと痛感した。要望をしっかり受け止めて作業に拍車を掛け、結果を出したい」と述べた。
「そういう言い回しこそが相手の神経を逆なでするということを分かっていないこと自体、当事者意識が無い証拠」というツッコミはさておき。要望書の中身を見れば分かるように、「4か月も経過しているのに何やってんだこのスットコドッコイどもら」という知事の怒りが見て取れる。内容としては非常にシンプルで分かりやすいものであるだけに、なぜそれすら出来ないのか、給料分は仕事しろという話だね。
官公庁も自分らの権限の範囲では必死に、懸命にやってると思うヨ。ただ、今の上層部が「政治主導」を一義的に挙げてるから、下手に動くと首を切られたり権限をはく奪されたり(しかも浜岡原発や九州電力の社長さんのように、法的権限の無いように見えるレベルでも、ね)で、フレキシブルな動きはとれないし、予算もタワケだか仕分けで身動き取れなくなってるからねぇ。
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