先日掲載した【江崎グリコから防災用・加熱不要なレトルトカレー「常備用カレー職人<中辛>」発売】が、元々カレーは人気食品ってこともあったんだけど、思いのほかリクエスト・問い合わせが多くて、同日掲載した【賞味期限が5年の「ミルクキャラメル」とビスケット「マリー」が非常食として今年も登場】や【レトルトカレーってそのまま食べられるの?】とあわせ、かなりあちこちでネタになってた模様。
当方はといえば元々輜重だの補給だのの考えが好きな事もあり、また例の新型インフルエンザの流行騒ぎがあってからは非常食周りの調べ物を進めて、いくつか記事にもしていて「いつかまとめサイト創れたらいいなあ」と思ってた(それらしいミニ特集記事は何度か挙げてるけどね)。
で、上の「カレー職人」や「ミルクキャラメル」「マリー」の反応の大きさって何だろうなとよく調べてみたら、「また大きな余震がくるかもしれないし」「地震に備えてせっかくだから」という意見が多数。そういや本震後に色々とアンケート結果を精査したけど、その中に(その時は優先順位が低い扱いしちゃったので記事にはしなかったけど)「長期保存が出来る食品を買うようになった」「同じ食品なら長持ちするものを買うようになった」というのがあったな......ということで慌ててそのあたりの資料を探すも見つからず。かろうじて見つけたのが上の、森永乳業のだけど、あまり参考にはならない(涙)。
まぁ今後は、各種調査結果が出てきたら、そのあたりにも注目を入れるようにするとして。長期保存が出来る飲食品って、やはりこれからしばらくは、以前と比べてニーズは大きくなるんだろな、と実感。特にこの「カレー職人」は非常食だけではなく、旅行先などでも食せるって評判が高い。色々な状況下向けとして展開できるかもね。
でも一方で、保存食の一時的な需要増加は、反動も怖い。そんなレポートが[食品産業新聞社のコラム]にもあがってる。業界側としては「ところてん式消費・備蓄法」の促進や、切り替え用の備蓄食の美味しい食べ方(例えば【非常食の乾パンを簡単に「ドーナツ」に変える魔法の粉】のような話)を積極的に啓蒙していくべきじゃないかな。
とまあ、先日の記事の反応で色々と思ったことを覚え書き、と。
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