この前提から、無謀な見直しと脱原発は産業を含めて社会そのものを破綻させ運営できない物へと追いやる危険性がある。なぜなら火力発電にしろ水力発電にしろ整備用の重工業プラント部品の供給と整備交換のための道具が不可欠なのだから。永遠に稼働は不可能である。
原子力発電も全部停止したとして、完全に冷却し、解体し、最終処分のための施設を建設し、そこへ移送して保管するまでの輸送と解体に必要なすべての建機と資材とそれにまつわるエネルギーなどの問題は不可避になる。
では、そのためのエネルギーと産業を賄い実現する方法において現実的な解決がなされる提案は民主党政権および脱原発派からあったのか?
現実は非情でこれが全くなかった上に空想論を振り回す事で妄想に浸ってしまったのが現状である。また、火力発電の大規模施設向けの燃料がガソリンスタンド感覚で変えるとか思っている方が多い可能性も危険である。
天然ガスと石油の産出国と購入契約して、そこから輸送タンカーと傭船契約して、代金支払いしてからようやく動く。ガソリンスタンド感覚では、全くもって不可能で契約すら出来ないのだ。輸送時の保険だってかけてしかも長距離を船で運ぶので日数もかかり海賊対策を含めた保険も必要になる。
つまり金払えば何とかなるというのは妄想に他ならないのである。これだけの現状に対処するべく思考して脱原発派は行動したのか?マスコミも事前に調べる能力があるのにしなかったのか?大変危険な兆候だと言わざるを得ないだろう。それ故にトルコが交渉を打ち切るのもそれが原因だったと考えられる。
結論。「今必死に『送発電分離』『電力自由化』を騒いでるのって、勢いとノリと感情論と妄想だけで、まともな試算とかしてないだろ」。まぁ、【電力の発送電の密接連携のおかげで安定した電力供給が行われていることを示した資料】あたりと結論は同じなんだけど、それをもった多方面・具体的事例から検証している。
また、「金を出せば云々」っていう指摘のあたりは、一時期有名になったなんちゃらエモンの「お金を出して買えばいいじゃない」と同じ。これこそ「ゲーム脳」って感じだよね。
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