カドミウム等の重金属はいったん土壌に入ってしまうと、なかなか取り除くことができません。しかしながら、植物の中には、重金属をたくさん吸収できるものがあります。この植物を重金属汚染土壌に栽培して、土壌を浄化する技術をファイト(植物)レメディエーション(修復)といいます。
本家サイトでは【イネ「安価でカドミウム吸い取ります」な技術が開発】あたり、今サイトでも【ひまわりとお茶の葉と蕎麦とカリウムと】などいくつかの記事で取り上げた、「植物がミネラル分を吸収する性質を利用し、土壌内の有害な物資を浄化してしまおう」という話。昨日この仕組みが「ファイトレメディエーション」と呼ばれていること、多種多様な研究が進められていることを知った。例の「ひまわり」はたまたまチェルノブイリで使われたのであれだけ有名になってるって話なわけだ。
で、【「福島県内(警戒区域及び計画的避難区域を除く)における生活圏の清掃活動(除染)に関する基本的な考え方」について】に書かれている、一般日常生活上での除染、清掃・運搬活動などの話をつなげれば、結構早期にシステムはできあがる気はする。
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