東北電力は8日、気温上昇による電力不足に備え、最大140万キロワットの融通を受ける契約をしている東京電力と、融通枠の拡大に向け交渉に入ったことを明らかにした。ただ、拡大幅は10万~20万キロワットにとどまりそう。供給余力を示す供給予備率(速報値)は同日、一時2%を切るなど、管内の需給は危険水域にある。
現時点で東電・東北電力双方に該当する公式リリースはないけれど、枠拡大分が確定した時点でリリースが出るかなという感じはする。昨日の時点ですでに110万kWまで融通を受け、それでもかなりカツカツの状態だったからね。
まぁ、原発再開は「要請」からの連鎖反応で未だに出来ない状態、太平洋側の発電所は軒並み東日本大地震での津波の影響を受けて未だに復旧のさなか、さらに先日の豪雨で水力発電所がトラぶってしまったのでは、仕方が無い。イレギュラーな事象はいつなんどきでも起きうるということだ。
こんな時、秘密の基地から巨大ロボが現れてあっという間に発電所を復旧させたり、隠していた秘密発電理論に基づく大発電装置を送りだす......なんてのは、アニメか三文小説の中だけの話。未だに真面目に語る人、少なくないのよね。妄想・夢を描くのはいいけど、それと現実を差し替えちゃ駄目よ。
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