色々興味深い話が山盛りになってるけど、覚え書きしておきたい部分だけをさらにまとめると、「ゲームは子供がやるもの」=「だから深い考えを必要とするものではない」⇔「だから大人が遊ぶと恥ずかしい」⇔「ゲームは運の要素で十分」ってことになる。
当方は学生時代ボードゲーム関連のサークル活動をしていたし、それ以外でも仕事なり趣味なりでそっち方面に浅からず直接・間接的に足を突っ込んでいたし、いわゆるボードゲームからコンピュータゲームへの変遷期(の末期あたりかな。実際に見たのは。あとは調べた)を見ていることもあり、色々納得させられる。
ただ、例えば「E.T.」では日本版では省略されてるけど、「D&D」をE.T.にプレーさせて性格を推しはかろうとするシーンがあるし、「ファイナルカウントダウン」ではごく日常の生活シーンとして兵士同士がボードシュミレーションゲームをプレーしている場面が出てくる。「大人の趣向」として「考えて遊ぶもの」の意味を持つボードゲームが、社会的に認められているんだな。
結局状況のシミュレーションと同じで、事象の事前検証の大切さとか、さまざまな考察とか、思考能力の育成とか、多方面で「思考型のゲーム」ってのは、有益だと思うのだけどね......。最近一部の小学校などで行われている「経済ゲーム(貿易ゲームともよばれているかな)」もその一つなんだよ、ちなみに。
......まぁ一部の経済系ゲームでは、事実上怪しいサークルへの勧誘アイテム代わりに使われちゃってる事実があるんで、そういうのもマイナスイメージとしてあると思うんだけどね。
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