[「子ども手当存続」民主が強弁ビラ]
「誤解しないでください 『子ども手当』存続します」-。民主党が、こんな文章を大書きしたビラの配布を始めた。子ども手当は自民、公明両党が特例公債法案の審議に協力するのと引き換えに、平成24年度からの廃止が決まったばかり。世論の批判を抑える狙いだが、自公両党から反発も出そうだ。
民主党によると、ビラは広報委員長を務める藤本祐司参院議員の指示で作成。"強弁"ともいえる内容だが、党関係者は「読んで判断してくださいとしか言えない」としている。
2009年の総選挙の際の「マニフェスト」以降、ウソつくように息を吐く(あれ?)のが信条のようだけど、これもまたしかり、という話。一部会派なり議員の暴走ではなく、党全体の決定・資料の配布だから、言い訳は出来ない。"党関係者は「読んで判断してくださいとしか言えない」"とあるけど、しっかりと実名の党内実力者に、文言が事実なのかどうかを確認させる必要があるんじゃないかな。30万部以上刷って配っているということだしね。
表現として大々的にこういう言い回しを使っているのなら、野党各党に舌の根も乾かぬままウソをついていたことを明確化したことになる。表現が間違いなら、チェック機能の甘さ、あるいはウソを公知する政党であると公言することになる(しかも一国の政権政党が、党責任の書類として、だ)。
「世論の批判を抑える狙いなので、勘弁して下さいよ」というのなら、「ウソを公知して世論を騙すつもりなのか」ということになる。
まぁ、いずれにしてもアウトですねん。
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