Q.なぜ、15%の需要抑制を求めているのに、東北電力へ電力融通するのですか?東京電力は、電気が余っているのではないのですか?
A.節電にご協力いただいている当社エリアのお客さまには、心より感謝申し上げます。皆さまの節電へのご協力のおかげで、現在、当社の需給バランスは安定しております。
また、東北電力エリアのお客さまにおいても、今回の震災や豪雨により甚大な被害を受けつつも、15%削減達成に向けた節電や電気事業法第27条による電気の使用制限の発動など、当社エリアと同様な需要抑制対策に取り組まれております。
当社は、5月13日に、政府が公表した「夏期の電力需給対策について」の「被災地を多く抱える東北地方の状況を考慮して、当社から東北電力に最大限の電力の融通を行う」との方針を踏まえ、従前より、東北電力への電力融通については、当社の需給両面の対策を徹底することで、最大限実施したいと考えております。
この度、東北電力では、震災により多くの発電設備が被災したことに加え、過日の豪雨により新潟・福島地方の水力発電機の一部が運転できない状態にあるなど、予想される最大電力に対して供給力が大幅に不足する状態になったことから、当社としては、東北地方の電力需給バランスの緩和に向け、当社の需給状況を確認したうえで、できる限りの電力融通を実施したものです。
今回の東北電力への電力融通については、東北地方の停電回避に向けた緊急的な措置であり、万が一、当社の電力需給が逼迫し計画停電を実施するような場合は、東北電力への電力融通を取りやめることも検討いたします。
何卒ご理解いただき、引き続き節電へのご協力をお願いいたします。
Q.東北電力に融通するなら、節電しなくても良いのではないですか?お年寄りなど熱中症の人も出ているがどうですか?
A.節電にご協力いただいている当社エリアのお客さまには、心より感謝申し上げます。今回の東北電力への電力融通については、東北地方の停電回避に向けた緊急的な措置であり、万が一、当社の電力需給が逼迫し計画停電を実施するような場合は、東北電力への電力融通を取りやめることも検討いたします。
なお、熱中症には十分ご注意いただき、無理のない範囲で節電にご協力をお願いいたします。
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