[大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第2号]
平成23年8月18日04時25分 気象庁予報部発表
東北地方と北陸地方では、19日朝にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる見込みです。土砂災害、低地の浸水、河川の増水やはん濫に警戒して下さい。また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。
[気圧配置など]
前線が、華中から朝鮮半島を通って東北地方にのびています。前線上の低気圧が、18日夜から19日朝にかけて北陸地方と東北地方を通過する見込みです。前線は、19日夜には本州南岸まで南下する見込みです。
[防災事項]
東北地方と北陸地方では、断続的に雷を伴った激しい雨が降っています。18日夜から19日朝にかけて、低気圧の通過により雷を伴った1時間60ミリの非常に激しい雨が降る見込みです。また、西日本と東日本でも、19日にかけて雷を伴った激しい雨の降るおそれがあります。
19日06時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で
東北地方、北陸地方 180ミリ
の見込みです。
東北地方と北陸地方では、土砂災害、低地の浸水、河川の増水やはん濫に警戒して下さい。また、西日本、東日本、東北地方では、大気の状態が非常に不安定となるため、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意して下さい。
【東北電力の水力発電所復旧状況、詳細発表】でもお伝えしたように、東北電力管轄の電力事情が異様なまでに切羽詰まっているのは、先日の大雨で水力発電所が壊滅的な被害(運用停止など)を受けたのが主要因。ようやく少しずつ復旧を果たしつつある中で、再び大雨で「一からやり直し」なんて状況も想定できないとはいえない。
水害はもちろんだけど、その後に発生しうる電力問題にも十分留意を。
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