【レイトマジョリティに聞く、スマートフォンに代えて思った・感じたこと】
スマホにしてからお金がかからなくなったの。前の携帯だと、なんでもポンポン買えたんだけど、今のだと買おうとすると訳の分からないのがいっぱい出て、読んでると解んなくなっちゃうだよね。専門用語みたいのばっかで、素人に分からない。買いたいものもあるんだけど、新規登録ってするじゃん?そうすると、この後。同意するってするじゃん?それで、会員登録に進むじゃん?このあとなんですよ。 (画面上でIDとPWを求められる) わかんないんですよ、コレが。IDとパスワードがわかんないんだよね。これ登録する時に、携帯屋の女の子が全部やってくれちゃったから、自分のIDとパスワードが分からないの。やってって言ったら、勝手にやってくれちゃった。「これ大切だから覚えておいて」とか言われなかったから覚えていない。
だから、こっから先に進めないから買えないでいるの。前のだとさ、簡単な4文字のパスワードで買えてた。だから、簡単にバンバン買えてたから、結局携帯代が高くなってたのよ。スマホだとよくわかんないから、この後が進めなくて、じゃあ面倒くさいからいいやってなっちゃって。結局、今まで携帯代1.5 万くらい行ってたのが、今月9000円だから。安くなったねー。
・アップデートの意味を本質的に理解できておらず、広告掲示のためのものと誤認している。
・利用に対して、完全な受け身体制。知っている人に設定してもらったため、根本的なところの使い方が理解できていない。
・使える人間にとっては何の悩みも無い、有料コンテンツの購買フローがよく分からず、面倒になって、結果的に購買に結びついていない。
業界関係者サイドからは「ライトユーザー」とひとくくりにされることが多い一般利用者層の中でも、やや後発組に属する「レイトマジョリティ」。要は慎重な一般層で、全体に占める割合は大体1/3くらいともいわれている。その代表格的な若年女性陣へ向けた、スマートフォン利用に関するアンケート。
もちろんこれらの意見がすべてじゃないけど、非常に興味深く、ためになる話がぎっしりと詰まっている。スマートフォンの普及率が高まるにつれて、どんなニーズが生まれるか、どんな問題が生じ得るか、どのような対策が必要になるか、そのヒントをつかみとることもできるかも。
※インタビュー対象に対し、「一般」よりもやや技術スキルに疎い層では、という意見があったことを書き記しておきます。
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