先日アメリカで発生したマグニチュード5.8だか5.9だかの大型地震をモチーフにしたCM。ワシントンD.C.からニューヨークに地震波が到達するまで30秒ほどの時間を要したが、その時間があれば十分に震源地に近い人がツイートして、それを遠くにいる人が受信できる余裕はある。ってことで、ニューヨークにいるツイッター利用者が地震に備えてカップを持ちあげ、事なきを得たというもの。
電気信号の伝達スピードとツイッターとはあまり関係がないだろうとか、それをツイッターのメリットと認識させるのはどうよ、というツッコミもあるだろうから、CMそのものの評価はさておくとして。これって要は地震波の伝わり方が電気信号よりも遅い事を利用した「緊急地震速報」(解説は【「緊急地震速報」の限界と期待】にて)と同じなんだよね。そういう観点でみると、興味深い、理屈を容易に理解できるCMともいえるわけだ。
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