[放射線高い「ホットスポット」発見法 学会がマニュアル] 雨どいや屋根の材質がさびたトタンや凹凸が激しい瓦の場合、セシウムが吸着しやすい。ちりや枯れ葉を掃除して集めると、線量が数十倍になることもある。家庭菜園で、3月中旬~下旬以降に枯れ葉などですき込み作業をした場合は、作物への放射性物質の移行に注意が必要という。
個人の住宅周辺で特に放射線量が高い「ホットスポット」の見つけ方と、効果的な除染法について、日本放射線安全管理学会がマニュアルをまとめた。雨どいの下など、放射性物質が集まりやすい場所を紹介。放射性物質が飛散しない除染法なども説明している。
学会のマニュアル発表は7月29日付。一か月もたってからなぜ記事になるのか、やや不思議な感はあるけど、まぁ色々と地図が作成されるようになったのでニーズも増してきたってところなのかな。マニュアルはPDFで18ページ。写真もあわせさまざまな具体例込みで説明されているので、比較的分かりやすい。
あと一つメモしておくとすれば、「空間線量率が0.6μSv/h 以上である場所をホットスポットと言うことにする。0.6μSv/h は放射線障害防止法で定める管理区域境界の線量1.3mSv/3月に相当する」というあたりかな。
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