『グランナイツヒストリー(アマゾン)』
先日発表された『ドラクエ10』は多人数同時参加型オンラインゲームってところが(一部ソロプレーできる部分もあるようだけど)結構衝撃的だったようで、賛否両論がうずまいてる。で、その中でも「毎月お金払わないと遊べないの?」という意見が結構多いんだな。常設・常動型のゲームでは色々な意味での管理もお金がかかるし、逆にその部分をビジネスモデルとしているから仕方ない部分もあるんだけど、これまでの『ドラクエ』ファンには「なんでやねん」というところもあるみたい。
で、そんな話と相前後して発売された、この『グランナイツヒストリー】』ってゲームが、結構面白い仕組みと盛況ぶりを見せているので、ちょっと覚え書き。Wiiの和風剣術アクションロールプレイングゲーム『朧村正』に続く、マーベラスとヴァニラウェアによる新作ファンタジーシミュレーションロールプレイングゲームで、「常時接続の必要が無い」という新コンセプトの領土争いをテーマにしている。プレイヤーは一国の騎士団長としての立場から、戦いに参戦することになる。キャラクタメイクの細かさに加え、ネットワークゲームにも関わらず常時プレーの必要が無いという(各プレイヤーのプレイ自体はオフラインをベース)、携帯ゲーム・ソーシャルゲーム的なお気軽さが受けてるみたいなんだね。
『ドラクエ10』としてはぶっちゃけ『ウルティマオンライン』や『ファイナルファンタジー11』の『ドラクエ』版みたいなものを創って運営したいってのがあるんだろうし、それはそれで面白いのだろうけど、来年運営開始でどこまでゲームそのものとしての魅力を提供できるのか、少々不安。多人数同時参加型というスタイル自身はもう当たり前なんで、あとのプレミアは「ドラクエ」って部分しかないからね(それ自身は非常に大きいんだけどさ)。『グランナイツヒストリー』みたいな割り切り方「も」ありではないのかなぁ、と思ったりする。
まぁ、だからといって、ソーシャルゲームレベルでの『ドラクエ10』ってのも......うーん、でもこれも、考えようによっては結構いける、かも?
(最終更新:2013/08/28)
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