英スーパーマーケット最大手テスコ(Tesco)は8月31日、129店舗を展開する日本市場から撤退し、他のアジア市場での事業に集中すると発表した。
英ロンドン証券取引所(London Stock Exchange、LSE)に発表した声明の中でフィリップ・クラーク(Philip Clarke)最高経営責任者(CEO)は、アジア事業の戦略見直しの結果、同社の国際事業で日本部門の業績が最も低かったと指摘。「相当な努力をしたが、それに見合う結果を出せなかった」と撤退理由を説明した。
現時点で日本法人、つるかめ双方に公式な発表はなし。原文リリースを見ても「数か月のうちに事業を売却する(相手に関する言及は無し)」「お店での商売はいつも通り行われる」とある。独自の商品も結構入っていて、重宝してたんだけどねぇ......。日本のビジネススタイルにマッチした切り口が見つからなかったのかなあ。あと、タイミングってのもあるのか。[日経新聞の記事]にはもう少し詳しい事情も書いてあるけど、やっぱりデフレが少なからぬダメージだったようだなぁ、と。
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