「風力発電を100万kW入れれば同じ量の原子力や火力を無くせると思ってる人はさすがにもういないだろう。アメリカではISO等が風力や太陽光のkW価値(安定電源としての価値。ザックリ言えばどれだけの他電源の代替になるか)は10~20%と言っている。(続く)
これは風車を1万kW建てれば1千kWの電源を無くせるのではなく、数十万~数百万kW入って、また系統条件等もふまえ初めて言える話。現在は、米で供給信頼度を維持するため風力発電のを停止する事態が多発している。テキサスでは1千万kWの風力があるが多い時は3百万kWが抑制されている」
「あれまっテキサス州ヤケクソみたいに風力発電所立てていたけど、もう解列必要になってしまうレベルなんですか RT 米で供給信頼度を維持するため風力発電のを停止する事態が多発している。テキサスでは1千万kWの風力があるが多い時は3百万kWが抑制されている」
「因みに、テキサスの風力出力抑制は2008~2009年の数値です。今は消費者負担による大規模な系統増強に乗り出しはじめましたね。」
Togetterにまとめるほどのボリュームではないけど、結構重要な話なので覚え書き。自然エネルギーに共通していえるお話で、インフラには必要不可欠な「安定性」ってのが現在、そして近未来においてもなお得にくいレベルでしか無く、現状の他の発電方式と比べて稼働率やら最大発電能力の値があまり当てにならないって実情を示している(語っている方は両方とも風力発電周りの専門家)。
で、余談だけど先日コンデンサ周りで「蓄電」のリスクの高さも改めて(個人的に)思い知った次第で......
エネルギー関連の「現状」があてずっぽとかなんちゃら村云々の「仕業」では無く、最適化を求めて色々と先人たちが試行錯誤した過程の上にあるってことを再認識したわけだ。
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