[放射能汚染土、水洗いで除染に効果 東北大が開発] 粘土を取り除いた後の汚染土は放射線量が大幅に減って再利用が可能になるほか、廃棄物も減らせる。ただ、粘土の含有率によって除染効果も廃棄物の減容率も異なるという。
校庭などで放射能を除染するためにはぎ取った表面の汚染土から、放射性物質を効率よく取り除く手法を東北大の石井慶造教授(放射線工学)らが開発し、実証実験を宮城・福島両県で進めている。水洗いして粒子の細かい粘土だけを抽出する。放射性セシウムが粘土に付着しやすい性質を利用した。6日の原子力委員会で明らかにした。
元記事の朝日のはざっと目を通し、あとはPDFの本資料を読むことをオススメ。比較的分かりやすいレポート(写真や図版込みこみ)なんで、比較的容易に理解ができるはず。粘土の力ってすごいよなぁ、と改めて。
あ。作業時の服装を気にする人がいたけど、【埋設処分における濃度上限値評価のための外部被ばく線量換算係数】あたりの資料を合わせて読むことをお勧めしますヨ。これ、被災地などの工場で機材量産して、陸自などで一斉作業するくらいに本腰入れてもいいと思うなあ......。
少々気になるのは「粘土とセシウムの関係」と、関東ローム層での粘土質層周り。関東ローム層の該当地域の地図が見つからなんだ。
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