【10万円未満の放射線測定器 9種類すべてが不正確 国民生活センターテスト結果】
【比較的安価な放射線測定器の性能】
インターネットで10万円未満で購入できる放射線測定器について、国民生活センターは8日、放射線を照射するテストを行った9種類すべてで正確な測定ができないとする結果を公表した。センターは「食品が国の暫定基準値を超えているかの測定もできない。値を直ちに信頼しないで」と呼びかけている。
センターによると、テストしたのは中国製とみられる3万~6万円台の9種類。放射性セシウムによる放射線を10回照射したところ、すべての種類で測定値にばらつきがあり、平均値も実際より低かった。また、毎時0・06マイクロシーベルト以下の低線量が正確に測定できなかったため、同0・007マイクロシーベルトに相当する野菜や肉などの基準値、1キロ当たり500ベクレルは測定できないという。
センターには7月末までに測定器に関する相談が391件寄せられた。そのうち122件が「測定値が2種類しか出ない」といった性能に関する相談だった。
詳細は二つ目のリンク、国民生活センターの発表資料、中でもPDFのものの方に書かれてあるけど、まぁ正直「酷過ぎる」というのが率直な感想。夏祭りの屋台で買える500円のおもちゃじゃないんだから、「測定値が2種類しか出ない」ってどういうことよ。アマゾンなどの通販サイトでも同様の機器や中国製以外のも色々出てるけど、その少なからずで「お話にならない性能」って類のコメントが山ほど。
元々ガイガーカウンターってのは専門分野における特殊測定機器で、計測方法も特殊だし、価格が高いのにはそれなりの理由がある。パチモンつかまされて涙を流すのは消費者ばかり。不安をあおって、あるいはそれに便乗する、よくあるパターンかなぁ。「パニックに陥りやすい人発見器」という
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