[今夏の需給状況のご報告について(8月末時点(PDF))]
今夏の分の電力使用制限令は一応解除され、東北電力管轄では今なおアップアップ感は否めないけど、直近の山場は通り過ぎたかなということで、各電力会社で今夏の需給分析が始まっている。先日、関西電力がレポートを挙げたとのことで、とりあえず覚え書き。節電効果としては120万kWくらいが確認できたとのこと。
本来ならこういった数量的な分析は専門のシンクタンクが行ってしかるべきところなんだけど、日本ではそういうのが少ないからねえ(何しろ海外と比べると分析とかにはお金をあまり出さない傾向があるので。なんでだろうね)。
関西電力は結構色々な事情が重なったけど、かなりきわどい時期もあったことが改めて分かる。それと、やはり火力発電所の稼働率を上げる話があちこちに出てるので、後ほど資源エネルギー庁から出てくる資料と突き合わせる必要もありそうだね。
最後に苦言。こういう公的な資料は、PDF化した際に暗号化(テキストのコピー不可)するのはどうかなぁ、と思うヨ。
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